八尾徳州会総合病院緩和ケア研修会
2018年10月13日,14日,八尾徳州会総合病院で行われた緩和ケア研修会(PEACE研修会)に講師として参加しました.
八尾徳州会でのPEACE参加は初めてとなるのですが,企画責任者である垣本先生とのメールのやり取りのなかで送信されてきたファシリテーターマニュアルがかなりの完成度.
これは,しっかりと準備して臨まないと恥ずかしい思いをするかもしれない・・・.
今回は「がん疼痛の評価と治療」のモジュールが割り当てられています.疼痛の評価と治療は緩和ケアの柱になる部分ですし,90分,約80枚のスライドを用いて講義しなければなりません.いつも以上に発表の準備を行って,臨みました.
実際に参加してみると,予想通り,スタッフ全員が自分の役割を理解し,キビキビと,ちょっとしたトラブルに対しても迅速に対応されていました.
プロ? と疑いたくなりましたが,皆さん看護師であったり,薬剤師であったり,事務職員であったり・・・.
4回目の開催と思えない位のスムーズさと組織力でした.
「ホスピタリティー」と松本師長さんも言われていましたが,やはりコンセプトや理念がしっかりしていると,チームとして向かう方向性が決まり,うまくまとまりますね.
組織運営の参考になります.
この写真は,スタッフや受講生それぞれに配られた,ペットボトル飲料用のネームタグです.1日目, 2日目それぞれ配られました.もちろん手作りです.今回の研修会の受講生は30名,ファシリテーターと呼ばれる講師と研修会を裏で支えてくれるサポーターが約20名.合計50名程度.
頭があがりません.
これからも大事に使わせていただきます.ちなみに近大奈良に移られた大塚先生も,未だに愛用されていましたよ.
こんな素晴らしいスタッフがいれば,さぞ仕事しやすいんだろうなあ,と想像します.
緩和ケア講習会では,会のはじめに主催責任者として院長の挨拶があり,挨拶が終われば院長は帰られる事が多いのですが,八尾徳州会の原田院長は,ちょこちょこと会場をのぞきにこられ,1日目終了時のミーティングにも顔を出していただきました.
外科医である垣本先生は切れ者だし,スタッフは優秀だし,院長も素晴らしいし,これは緑に染まってもいいかも? なんて思ってしまいました(注:緑は徳州会カラーだそうです).
さらに,2日目に入っても,原田院長が会場に来られているではありませんか!!
スバラシイ! サイコー! 来年から八尾徳州会の外科で外科医続けようかな・・・.
ん? 当直中? 院長が?
・・・.
来年は予定通り開業する事にします・・・.
ということで,今回も30名の受講者全てが修了証書を手にすることができ,また○○賞など各種表彰もあり,とて楽しい研修会でした.
2日間の集合研修で行われる緩和ケア研修会としては今年が最後で,個人的には八尾徳州会が最後となりました.最後にとても居心地がよく,充実して終わることができました.
来年は違う施設へ応募してしまったので,再来年以降,また八尾徳州会へ希望を出したいと思います.
ご一緒させていただきましたファシリテーターの皆様,支えていただきました八尾徳州会のスタッフのみなさま,どうもありがとうございました.