院長ご挨拶

この度,大阪狭山市大野台にて在宅訪問診療,在宅緩和ケアを中心に行う,たにしまクリニックを開院しました.

私は,国立病院機構大阪南医療センターにて消化器外科医として研鑽を積み,がん患者さんに対して診断から手術,抗がん剤治療,緩和治療や看取りまで,幅広く診療を行ってきました.

近年,免疫チェックポイント阻害剤や分子標的薬剤に代表される抗がん化学療法は目覚ましく進歩し,これまで不治の病とされていた進行再発がん患者さんでも,治癒もしくは長期生存が可能となってきています.しかしながら,これらの治療に著効を示す患者さんはごく一部であり,未だ多くの進行再発がんの患者さんが命を落としているという現実があります.

多くのがん患者さんの死を経験する中で,皆が満足して最期を迎えるためにはどうしたらいいのだろうか?ということを考えるようになりました.その答えの一つが「在宅」である,という結論に達しました.住み慣れた環境で,制限を受けることなく,家族の存在を感じながら,その人の役割(生)を全うできる.そして家族が一丸となって患者さんを支える.人の死を前にして「満足する」ということは考えにくいことかもしれませんが,やりきったという達成感を感じることは可能です.それを導くのが私の,たにしまクリニックの役割であると考えます.在宅医療を受ける患者さんと家族の満足度を最大化するために,これまで培った経験,知識,人脈,そして情熱をもって,クリニックと地域の他職種一丸となって,患者さんと家族を支えます.

平成31年4月1日  たにしまクリニック 院長 谷島裕之

 

診療理念と5つのS

たにしまクリニックは,在宅医療を受ける患者さんと家族の満足度を最大化し,地域で一番頼られるクリニックになるために,5つのSを約束します.
 Sincerity:誠実に
 Speedy:迅速に
 Smile:笑顔で
 Supporter:力強いサポーターとして暮らしを支えます.
 Social contribution:地域コミュニティーへの積極的な参加を通して社会貢献に努めます.

 

院長の略歴

1999年3月  福井医科大学卒(現福井大学医学部)
1999年4月  福井医科大学第2外科入局
2001年4月  国立病院機構大阪南医療センター 外科 レジデント
2004年10月  国立病院機構京都医療センター 外科
2005年4月  国立病院機構大阪南医療センター 外科
2016年10月    米国フロリダ病院 短期留学
2017年1月  国立病院機構大阪南医療センター 外科
2018年11月  国立病院機構大阪南医療センター退職
2018年12月  かわべクリニック(東大阪市)にて在宅訪問診療
2019年4月  たにしまクリニック開院

 

緩和ケア研修会講師実績

日本緩和医医療学会PEACEプロジェクトによる緩和ケア研修会に,講師として参加しました.

2019年9月末現在

 

資格

日本緩和医療学会主催「緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会」修了
「患者の意向を尊重した意思決定のための相談員研修会(E-FIELD)」修了
日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本内視鏡外科学会 技術認定医(大腸)
日本乳癌学会 認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
医学博士