東京の1日の感染者数が1,300人となった日，「吾輩の知能指数 センサンビャクウー，センサンビャクウー」とルチ将軍を思い出しニヤケていた頃が懐かしい今日この頃．　1月6日　ついに東京では1,600人！　もうダメポ・・・．

　政府が悪い，行政が悪い，飲食店が悪い，GoToが悪い，キャバクラが悪い，欧米と比べて患者数少ないのに崩壊する医療が悪い，コロナ対応していない病院が悪い，医師会の意見なんて開業医の利権でしゃべってるから悪い，などなど．　

　コロナ感染よりも社会の分断の方が心配です．

　もう誰も彼も好きなことを言って，何が正しいのか，おかしいのか？

　未だに「全員にPCR検査しろ！」のPCRガーが生き残っているのが不思議ですが，第3波の真っ只中で，一度正しい知識の整理が必要と思いまして，2020年8月7日のブログ「正しい知識で，正しく恐れて，正しく行動して！新型コロナ感染症」で紹介した，公立陶生病院　感染症内科　武藤義和先生の新しいスライドを紹介したいと思います．

https://drive.google.com/file/d/1QDIbVycfSzIV7hrCYU91GqrwxmsGTxNx/view

　前回同様，スライド枚数が多く一部難しい内容が含まれますが，コロナ感染の基本から，実際の状況，今後の見通しなど知識がアップデートされています．医療崩壊，医療崩壊と叫ばれていますが，実際に現場で懸命に治療を行っている先生の本音が，黒いバックのスライド上で吐露されてます．

「事件は会議室で起きてるんじゃない！現場でおきてるんだ！」

　緑色のコート着て，叫んでいます．知らんけど．

　一番印象に残ったのは118枚目のスライド「保健所が一番頑張ってんだぞ」です．時間がなければ，一気に118枚目に飛んで，このスライドだけでもみていただければ思います．

寒くなる3連休の期間中に，一度じっくりと腰を据えて読んでみてください．ゴチャゴチャした頭のなかがスッキリ整いますよ．