モッくンが1番男前.昭和のアイドル.
平成も数日を残すばかりとなりました.
みなさん,やり忘れたことはありませんか?
平成の汚れは,平成のうちに.
〇〇先生! 身辺整理はお早めに(注:誰ぞやを思い描いている訳ではありません).
MOCCN
先日,昭和のアイドル モッくンに会ってきました.
訂正します.
2019年4月25日,Minami Osaka Cancer Care Network (MOCCN)に出席してきました.
モックンは,近畿大学腫瘍内科が中心となって,大学病院と地域の医療・介護施設との連携を深めようという趣旨(たぶん)の会で,「南大阪がん地域連携会」という名称です.
大阪南医療センター勤務時代には,その存在すら知りませんでしたが,在宅医として独立開業した今となっては,とてもためになる会でした.
まず,武田先生から「肺癌個別化医療の最前線」というタイトルで,肺がんの化学療法,特にドライバー遺伝子変異に基づいた治療についてご講演をいただきました.
外科医時代は,主に大腸癌の治療に注力していたこともあり,ドライバー遺伝子変異や分子標的薬剤に対して多少の知識は持ち合わせていましたが,肺癌領域の進歩のスピード感に驚きました.複雑な内容でしたが,上手にまとめていただいたお陰で,わかりやすかったです.
次に,鈴木先生からの症例提示とディスカッションがありました.
「初回外来時の人生会議により,円滑な地域連携に至った小細胞性肺癌の一例」
人生会議
マイブームのACP(Advanced Care Planning)のことです.
プライバシーの問題がありますので,内容は差し控えさせていただきますが,鈴木先生が患者さんに対して一生懸命,真摯に対応されていたんだなあと感じる事ができる発表でした.
在宅医の先輩である小林先生の「喀血,吐血は,家で診るのは難しい」の一言が心に残りました.
その後のディスカッションでは,病院の先生方が患者さんを在宅医に紹介いただくときの不安や気遣いなどを感じる事ができました.
「われわれも,電話一本で必ず対応します」
心強い一言,ありがとうございます.
患者さんを中心に考えれば,療養の場所は病院か在宅かの二者択一,最初に決めた通りにしなければならないというわけではなく,その時々の状態に応じて変化させていけばいいのではと思います.最終的に,患者さんとご家族が満足していただければいい.
そのためには,使い古された言葉ではありますが,
「顔の見える関係づくり」
これにつきると思います.
この勉強会に参加してよかったです.
お誘いいただきました樫本病院の前田先生,どうもありがとうございました.
昭和のアイドル
モックンが所属する「シブがき隊」
「シブ」はカタカナで,「がき」はひらがなだった,覚えてましたか?
シブいガキ だから「シブがき隊」
昭和は何でも許された時代だったんですね.
シブがき隊の代表曲「スシ食いねェ」がヒットしたのは1986年.
カタカナ,ひらがなの混在が「ナウぃ」時代でした.
もうええわ