日本緩和医療学会 第1回関西支部学術大会
2018年11月11日,日本緩和医療学会 第1回関西支部学術大会に出席してきました.
いつの頃からか11月11日は「ポッキーの日」に制定されています.この学術大会では参加受け付け時に抄録集とともに一袋のポッキーが配られました.
久しぶりのポッキー,美味しいですね.
これまでどちらかといえば「TOPPO」のほうが好きだったのですが,最近大人になったのか,TOPPOの甘みが強すぎて一袋の食べきれなくなってきた.ポッキーのほうが美味しく食べられます.
緩和医療学会 第1回関西支部学術大会
勤務先の大阪南医療センターからは上島先生が,修行先のかわべクリニックからは川邊絢香さんが一般演題で発表されました.お疲れ様でした.
昼からのシンポジウム2は,マイブームのACP(Advanced Care Planning)がテーマでした.
総論的には,まだまだ普及活動は始まったばかりで,具体的に何を目標にどういったことを行えばいいのか模索している段階だと思いますが,各論的には,個々の症例で患者と家族の意向を聞き出し,多職種で話し合い,合意形成することの積み重ねだと思います.
厚労省がACP活動を積極的に後押しするのは医療費削減が目的だからけしからん,ACPの普及活動を行うと何がメリットなのか?などの質問も出ていましたが,大きなことを考えるのは偉い方々にお任せし,私は目の前の患者さんと家族が満足してもらえるよう,ACPを行なっていこうと思います.
ただ,せっかくACPを普及させるためにヒト・カネ・モノを使うんだったら,きちんとエンドポイントを設定しデータを集積し,ACPに関するエビデンスを構築するような事業を行なったらいいのに.
抄録とともにポッキーを頂いたのに,抄録とともにポッキーの写真を撮ってない.
ブロガーとして失格ですね.
ブログを飯の種にすることは不可能そうなので,おとなしく医業で飯食っていくことにします.