色々なところが ”ゆるんで” きてます.

暑い日が続き「熱中症」に気をつけなければならない一方で,まだインフルエンザの患者さんも散見し,季節感がよくわからなくなっています.皆様,どちらにもご注意ください.

 

さて,2019年6月1日土曜日は,子供の通う小学校の運動会が開かれました.

 

運動会といえば,何かと話題の組体操.

 

我が子らが通う小学校でも,毎年6年生による組体操が行われています.

 

数年前に,大阪府内の学校で組体操の目玉であるピラミッドが崩れ,児童が怪我をしました.これをきっかけに,ピラミッドの是非,そもそも組体操が必要なのかなど,大きな議論になっていました.その影響で,一時期ピラミッドが無くなった時期がありましたが,2,3年前より復活しています.

 

組体操の是非,ピラミッドが必要か否かに関しては議論を避けますが,児童や指導する先生たちが,裏に潜む危険性を認識し,声を掛け合いながら,共に手を添えながら支え合い,一つの物を作り上げていく.そして完成した喜びを分かち合う.

 

素晴らしいことだと思います.

 

確かに,高さや大きさ,見た目の派手さが目的となっていた時期もあったかもしれませんが,目指す方向性さえ間違わなければ,人間教育として有用だと思います.

 

演技が終わった後の子供達の充実した表情,達成感に溢れた笑顔が,全てを物語っています.

 

そんな顔を見ていると,こちらの涙腺もゆるんでしまいます.すんでのところで崩壊は免れましたが,危ないところでした.

 

「感動した!」

 

余談になりますが,この小学校の運動会では競走が男女混合になっています.

娘は走るのが早いのですが,これまで必ず男子と一緒に走ることになり,一度も1位になることができずに来ました.

 

これは,「うちの娘を一位にさせないための謀略だ!」 とキョーイクイインカイに怒鳴り込もうかと思っていましたが,すんでのところで思いとどまっていました.

 

そして今日,悲願が達成されました.

 

競争相手が全て男の子という中で,一位をとったのです.

 

大変よくがんばりました.

 

子供達の充実した顔が見れたことや,絶好のお天気に恵まれたことに相まって,ついつい財布の紐までゆるんでしまいそうです.

 

といっても,開業後まだ診療報酬が振り込まれていないので,財布の紐をゆるめても,ガマ口を開いて逆さにしても,何も出てこないところが寂しいところです.

 

順調に仕事をいただいておりますが,気を緩めずに,しっかりと診療にあたりたいと思います.